食育プログラム~サンドイッチ&桜餅作り~
こんにちは!
こどもラボ管理栄養士のいりさわです🌈✨
4月に入り、桜も満開🌸
ラボのある大田区は昨日から始まっている学校が多いようです。
今日で春休み期間のランチ提供も終了し、明日からは給食が始まります。
春休み期間に、食育プログラムを2つさせていただきました。
◎ランチのサンドイッチ作り
◎おやつの桜餅作り
今回はどちらもクッキングです🍳
自分で作ったものを自分で食べる。
そして、みんなで作ってみんなで食べる。
「自分で作ると+みんなで作るとこんなに美味しいんだ✨」ってことを知ってもらいたいという思いで行いました。
まず、サンドイッチ作りからご紹介します!
こちらはサンドイッチの材料たちです。
この材料を自分が好きなようにサンドしていきます。
みんなで使う材料なので、自分だけで取り過ぎないように、みんなことを考えながら選んでいきます。
「はさむ」ということが理解しにくい子は、パンの上に「のせる」ということをしていました。
自分たちが食べたいスタイルで食べたいように作る。
こうでなくではならないではなく、心地よいスタイルがなければ自分で作ってしまえばいい。
大人から見れば、「え?大丈夫?」でも、こどもたちからみたら「それが正解!」なんですよね。
だから、サンドの仕方もしょっぱい材料と甘い材料を一緒にサンドしてみたり♪
サンドしたからってそれらを一緒に一口で頬張るのではなく、別々に丁寧に食べてみたり。
本当に個性が出ています✨
みんなの美味しい笑顔をたくさん見れて幸せな時間でした🥪
そして、続いて桜餅作りです🌸
桜餅と聞くと、ひな祭りに食べるよね?って思いますよね。
そうです、ひな祭りにもぜひ召し上がってください🎎
ただ、色々と調べてみると、ひな祭りの桜餅は特に深い意味はないとされています。
諸説ありますが、ピンク色が春らしいということと、5月5日のこどもの日にかしわ餅を食べることから、
その対になるものとして桜餅が食べられるようになったとか。
私個人的には、桜餅は大好きなので、一年中食べていたいです😊
桜餅クッキングの日は桜がほぼ満開🌸
今年は開花が遅かったですが、そのおかげで満開のときに桜餅作りをすることができました😊
桜餅には関東風と関西風があるのはご存じですか?
関東風は、小麦粉と白玉粉を水に溶いて焼いた生地に餡を挟みます。
関西風は、もち米を乾燥させ砕いた道明寺粉というものを蒸したものを生地にして餡を包みます。
関西風の桜餅は”道明寺”と呼ばれています。
餡を使うこと、桜の葉を使うことは同じですが、生地が全く違うものになります。
今回、こどもラボでは関東風のさくら餅を作りました♪
最初にさくら餅についてのお話しをして、生地作りのデモンストレーションを見てもらいました。
その後、自分たちで2グループに分かれてクッキング開始!
みんなでああでもないこうでもないと話しながら真剣に順番を確認し材料を混ぜていきます。
こどもたちの真剣な表情を見ながら私はニヤニヤ😊
得意な子が苦手な子に優しく声をかけたり、みんなでできるように交代で混ぜてみたり。
さくら餅のきれいなピンク色の濃さもみんなで確認しながら「このくらいでいいよね?」「もうちょっとかな?」と、
みんなの意見を聞きながら自分たちで考えながら行う姿は本当に素敵でした✨
そして、自分の分は自分で焼いて冷まして、餡を包む。
餡子が苦手な子は生地をロールケーキのように巻く。
桜の葉を準備しなかったので、代わりに生地を花型に型抜きをしたものを準備しました。
花の生地を装飾して出来上がり!🌸
餡子嫌いだから作らないと言っていた子も一緒にみんなで食べることができました♪
みんなで作って、みんなで食べる。
当たり前のようで当たり前ではない、この時間がこどもたちを笑顔にしてくれるんだなぁと
改めて感じることのできるプログラムになったかなと思っています。