食育プログラム~非常食体験!!~
こんにちは!こどもラボ管理栄養士のいりさわです🌈✨
2月もそろそろ終わります。
2月19日に二十四節気の雨水を迎え、空から降ってくるものが雪から雨に変わっていきます。
そして、3月6日には啓蟄を迎えます。
冬ごもりをしていた虫たちが、春の気配を感じて、活動を再開する頃です。
とはいえ、東京はこの数日大寒のときのような冷え込みと春を連れてきそうな強風で
私は寒さに震えております🥶
そんな中、先日2月の食育を行いました。
今月は「非常食を体験しよう!」ということで、実際に非常食を食べる体験プログラムです。
新年早々に大きな地震が起こりました。
地震や台風など、大きな災害が起こった際には多くの人々が避難所や自宅にて避難生活をすることになります。
ライフラインも止まり、いつもの生活とガラリと変化します。
ただでさえ、変化を苦手とするこどもたちがいる中で
備蓄や配給された食品でエネルギーや栄養を摂取していかなくてはなりません。
突然の出来事に対応できるようにするためには、日ごろから経験しておくことが必要です。
「この食品知ってる!」
「この食品食べたことある!」
この経験があるだけでも、こどもたちが前向きに過ごすことができるのかな・・・と期待しています✨
非常食を食べる前に、すこ~しだけ非常食についてのお話しをさせてもらいました。
・被害が大きい地震や台風が起こるというこはどういうことか。
・ライフラインが止まるとはどういうことか。
・その際に非常食があると、とても安心できるということ。
・どんなものが非常食になりえるのか。
そして、実際に体験してもらった食品はこちらです。
アルファ化米は、白米とカレーピラフを準備し、食べやすいようおにぎりにしました🍙
蒸しケーキは事前に加熱調理しておきました🍲
普段食べているうるち米と調理する前のアルファ化米を見たり触ったり比べることもしてみました♪
アルファ化米を見て「ごはんがカピカピになっている状態みたい!」
と気が付いてくれるおともだちがいてびっくり😲!
製造方法は違うけれど考え方は同じなので、そういうことにも気が付いてくれて嬉しいですね✨
そして、お楽しみのもぐもぐタイム♪
(実は、楽しい時間になるのかとても不安でした・・・)
食べることにはみんな前向き!いつの間にか全員が前のめりになって参加していました😊
アルファ化米の白米もカレーピラフもみんなおかわり!
感想を聞こうと話しかけますが、集中してもぐもぐしていたのでなかなか聞き取りできず😢
だけど・・・
無言でもぐもぐしているというこは「美味しい」ということなんですよね♪
残飯になってしまうかな・・・と心配していましたが、
おにぎりもパッククッキングで作った蒸しケーキも
見事に、すべて完食!!残飯ゼロ!!!👏
美味しく食べていただきました✨
今回の食品が食べれたからといって、問題なし!!
とはなりませんが、食べたことがあって、美味しかったと感じた経験を活かしてもらえたら嬉しいです🌈✨