よく見てまねして👬
こんにちは!こどもラボ久が原のけんいちです😎
今回はホワイトボードとマグネットを使った遊びをしました!
その名も「同じのづくり」!!
予め、A4サイズのホワイトボードを漢字ノートのようにマス目にわけたものを人数分用意。
そのマスのどこかにマグネットを置きます。
それを見本として、見本のマグネットの数や位置を覚えて、各自自分のホワイトボードに再現するという遊びです。
こどもたちにとっては銘々に進めているようですが、一斉指示の説明理解、みんなと同じ時間同じ場所で同じことをするといった集団スキルはやはり必要です。🐑🐑
マグネットの個数が増えていき、
色も覚える必要が出てきて、
最後にはなんと……
立体的な問題になりました😆
「影ができているからわかった!」と、マグネットが重なって置かれていることに気づくことができました。持ち前の観察眼をいかんなく発揮です🥰
徐々にレベルがあがっていく問題に、「次の問題!早く!」と前のめりに取り組んでいました。🤗
普段ゲームであそぶことが大好きなこどもたちにとっては、答えるまで短時間で済む→すぐに答えがわかる→難易度が少しずつあがっていく、という構図が親しみやすかったのかもしれません。
学校での活動にあてはめて考えると、
机の上に教科書とノートを広げて、教科書に書いてある計算問題をノートに書き写したり、あるいは見本を見ながら紙に書いたり
はたまた黒板に書かれた文章を見上げ、文章を区切りのよいところまで覚え、ノートのほうを見て、覚えたものを書き出す。
話し合いの授業でなければ、主要科目はこの行為を時間いっぱいにくりかえしていきます。
その時々でどこを見ればよいのか考え、注目すべき場所がわかれば、今度はそこに意識を保ち続けることが必要ですし、書かれた文字を正しく認識し、単語を想起し、見たものをしばしの間覚えておくことが必要です。
しかも、実際の授業はこのような視覚的な情報に加えて、同時並行で聴覚的な情報(先生の説明・クラスメイトの声や書く音など)があります。その中で情報の取捨選択をしていきます。
そのような多くのことを必要とされる授業中のスキル。😵
今回はその中から
①机の上の見本を見る、それを覚えて同じものを再現する
②黒板に見立てて、壁に貼った見本を見る、それを覚えて同じものを再現する
ことに取り組みました。
位置を正しく認識し、場所を覚えて、手を動かして同じものを作る。
中でも特に、「覚えておくこと」を一番の目標にしました。🤗
学年、性別にかかわらず、こどもによって得意なこと、苦手なことがあり、活躍の場や困難な場は違います。
トレーニングというほどだいそれたものでなくとも、楽しいと感じられる範囲の中で、こどもたちが成長できるあそびを用意していきたいと思います。