久が原流生け花🎍
こんにちは!こどもラボ久が原のけんいちです😎
今回は、こどもラボ久が原で【久が原流生け花】の教室がひらかれましたので、その様子を現地からレポートいたします🎤🐱
第一回目の今回は、松ぼっくりを使って作品作りをしていきます!
久が原流は天然ものにこだわります😲
久が原ラボの近くにある『くさっぱら公園』という緑が残る小さな公園で、こどもたちと予め拾っておいた松ぼっくりを使いました🥰
松ぼっくりをベースにして、思い思いの飾りづけをしていきます。
スパンコールやビーズ、ぼんぼんや綿をつけて……まるで小さなツリーのようです🌟
装飾のつけかたも十人十色で、スパンコールひとつひとつていねいに接着していく子もいれば、松ぼっくり
にボンドを垂らし、スパンコールを上から振りかけるという大胆不敵な所作をみせてくれた子もいましたよ🤗
できあがった作品を持って、『くさっぱら公園』の木を飾りつけ、彩りを添えました✨✨
「高い所はぼくに任せて~」と、お兄さん🤗
緑の中に、赤や水色が映えますね😊
この『くさっぱら公園』は、夏には水遊び、天気のいい日や日中の日の長さが長いときには鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたりして遊ぶ、こどもたちに大人気の公園です。
実はその公園のシンボルツリーである栗の木が、日本各地で問題になっている「ナラ枯れ」という状態、つまり、小さな虫がもたらす菌によって枯れてしまったのです😢
そこで、よく遊んでもらった、枯れてしまった栗の木に、ありがとうの気持ちをこめて、飾りづけをして花を咲かせよう!🥰
それがこのプログラムの出発点でした。
(しかし、その栗の木は高さが高く、こどもの背丈では枝に飾りつけができず、また、枯れているために木登りも危ないと判断し、代わりに別の木に飾り付けをした、という経緯です。)
栗の木に飾ることはかないませんでしたが、公園を管理している地域の方に、今回の経緯をお話させていただいたり、できあがった松ぼっくりの作品を見ていただいたりと、直接関わる機会にもめぐまれ、こどもたちの地域交流にもつながりました😊
飾り付けに行く前に、ナラ枯れの状態の森の写真をこどもたちに見てもらい、季節はいつかを当ててもらうと、「秋」や「冬」という声が。
実際は夏の写真で、まるで紅葉したかのように葉が変色して枯れてしまっている、という「ナラ枯れ」のことを知ると、びっくりしていました😲
虫の写真にもびっくりしていましたが……🤣
菌を育てて食べるという、まるで人間の農業のような習性のある虫の存在、
担い手不足による森林の高齢化が拍車をかけるナラ枯れの話、
そして地域の緑を見守り、将来に繋げていくことの大切さなど、
公園というこどもたちにとって身近な存在から、少しですが、世界が広がっていく機会となりました😊✨