マイクラ工作!!⛏
こんにちは!こどもラボ久が原のけんいちです😎
みなさんは『マインクラフト』というゲームをご存じでしょうか?
さながらブロック遊びのゲーム版という感じで、山や木々や生き物たちが立方体のブロックで構成された不思議な世界で、自分の好きな建築物を作ったり、冒険したりするものです😲✨
今回は、そんな『マインクラフト』の世界を現実に再現しちゃおう?!というプログラムです😁💥
制作にあたって、立方体の段ボールがなかなかなく、直方体の素体になってしまったものの、草や土といった身近なものから、地中深くに眠るダイヤモンドや金鉱石といった鉱物まで予め紙に印刷して用意しました❗❗
こどもたちは 段ボールをガムテープを駆使して組み立てる→紙を段ボールの形に合わせてはさみで切る→切った紙を段ボールに貼り付ける、といった流れで制作をします。
それぞれの工程で熱中して組み上げていき、できあがったものを並べたり、積み上げたりして楽しみました🤗🤗🤗
積み上げてみるとなかなかに壮観で、達成感もありましたね😊
寝そべって見上げると、世界観への没入感もひとしおだね😋
さてさて、そんな今回のプログラムでしたが、なぜ『マインクラフト』をテーマに選んだのかと申しますと……
一言で言うと、コミュニケーションの練習です😋
コミュニケーションというと会話を通して自分の意見や意志を伝えたり、逆に会話を通して相手の意見や意志を知ったりするといういわゆる言語能力に目が向きがちですが、
その根底にあるのは、自分と他者という異なる存在があって、それぞれが頭の中に思い描くイメージを共通化していく作業であると考えられます。
ともすれば、言語的なコミュニケーションの前段階にあるのは、実際に目で見えているものを通して意見や意志を持つことで、次点でお互いの意見や意志の相違を知り、すり合わせをしていくということになります。
つまり、同じ場所で同じものを見て、同じものごとにとりくむということも、そこに会話があってもなくても、ある種のコミュニケーションは成立しているのではないでしょうか。
意見や意志の芽生えを遡ると、快か不快かであるように、自分の好きなことを伝えたいという探求は、コミュニケーションの根源的なことです。
そこに根差した個々の「好き」の共有がコミュニケーションの能力を積み上げていく上で必要になるのだと思います。
しかし、コンテンツ過多の現代では、他者と同じものを見るという機会は少なくとも私が小学生のころよりも減っていると感じます。
だからこそ、自分の好きなことを探求して、打ち込むことがより大切になったとも感じます。
そんなこんなで、あれこれと考えたあげく、このテーマにしっくりきたのが今回の『マインクラフト』です。
長々と書きましたが、聞いたことはあるけどよく知らない、好きな人は好きというくらいの認識のテーマにぴったりだと感じました。それくらいの認識だったものが、同じものごとに取り組むことを通して、少しだけではありますが、みんなと共通理解が積み上がっていくという体験をしてほしい!と思いました🥰⭐
聞いたことがあるくらいの認識から、こういう世界観なんだなと、目で見て、手で触れて、こども同士、あるいはこどもと大人の共通理解を作り上げる体験になったのではないでしょうか。