ボドゲ部にようこそ
こんにちは!
こどもラボ久が原のけんいちです😎
今回はトランプやウノとは一味違うアナログゲームでめいいっぱいあそぼう!
題して『ボードゲーム大会』というプログラムを行いました。🎴🎲
今回行ったのは3種類。【ハリガリ】、【虹色の蛇】、【ビバトッポ】です。
こどもたちによると、どの遊びも保育園や学校などで遊んだことがあるようで、ボードゲームと発達支援の親和性の高さを改めて感じました。
しかし、忘れている部分もあったので、改めてルールを確認!!😁✨
まずは【ハリガリ】から
【ハリガリ】は果物の絵が描かれたカードを順番にひいていき、場に出ている同じ果物の数が合計5になったらベルを叩くというルールのゲームです🍎🍎🍎🍎🍎
カードにはいくつかの果物が種類毎に1~5個描かれているので、順番にたし算をしていきます。
5のまとまりを意識した計算力と、合計5に気づいたら、他の誰よりも先にベルを叩くという瞬発力が大切になります。😲
こどもたちの間で流行っているポケモンカードのダメージ計算もそうですが、紙の問題だとハードルに感じる計算も遊びの中で自然と取り組めるというのはよく考えられて制作されているな~としみじみ。🥰
ゲームに慣れてくると、何も言わず、そしれぬ顔でベルをたたくサイレントゲッターも登場。まわりに悟られないようにポーカーフェイスで挑む子もいました。🤣
「え、5越えてたの?」と、ベルを叩いた後によくよく計算するとわかることもあり、
単にスピードだけでなく、一度立ち止まって考えるという自分を抑制する力も問われるようです。🤫
【虹色の蛇】
虹色の蛇は裏向きに重ねたカードを順番にひいていき、カードに2色ぬられたへびの胴体を同じ色同士でつないでいき、なが~いへびを完成させていく遊びです。
こちらはハリガリと違って運だけの要素なので学年の差や得意不得意による実力差はありません。
色の概念理解をはかることができるので、これも遊びながら療育につながります。🌈
「そのカード、ここにつながるよ」と優しく教えてくれる子もいて、よいコミュニケーションがうまれます🤗
どことどこがつながるのか、テーブルにおかれた何体ものへびを、全体的に俯瞰する力も試されました。
さて、こどもにも指摘されたのですが『ボードゲーム大会』と名を打ちつつ、カードゲームばかりなので、最後にすごろくボードゲーム【ビバトッポ】を行いました。
【ビバトッポ】
順番にさいころをふって、ゴール目指してそれぞれのねずみの駒をすすめるのですが、さいころの目によっては、ねずみの天敵である猫をすすめることになり、ねこが通ったマスのねずみの駒はすべて食べられてゲームから取り除かれてしまいます。🐭vs😸
勝ち負けに対するこだわりの強い子も、猫という共通の敵がいることで、おともだちではなく、猫を責める格好になり、結果的に勝ち負け以上にみんなが楽しく遊べました。
単に遊ぶのではなく、ねらいをもって遊ぶ🎯
ねらいに沿ってできたことをほめたり、必要な手助けをする🙏
そうやっていろいろな遊びを通してひとりひとりの成長によりそっていけたらと思います。