全身すごろく🎲
こんにちは!
こどもラボ久が原のけんいちです😎
今回は【全身すごろく】というプログラムに取り組みました!
一般的なすごろくは紙の上に駒を進めて行うのに対し、【全身すごろく】は自分自身が駒になるのです💪😆
ラボの床 全体に大きなコースを作り、その上を順番に進んでいきます➰
ここでポイントになるのは、止まる!! ことです。
自分自身が駒になるので、うっかりどこかに移動してしまうと……
「あれ…? どこまで来たっけ?」 「ここだよ、ここ!」
というように、自分がどこまで進んだのかがわからなくなってしまいます😭
ですので、さいころを投げる順番を守り、自分の番が来るまで、その場で待つ❗❗
これが今回の遊びを通して体験してほしいことです😉
「待つ」体験を身体で感じられるように、ます目は段ボールを2枚重ねにして厚みを出し、ふわっとしたおしもどしがあり、ますの上に立っているということが感覚でわかるようにしました。
また、ます目にはいろいろな質問が書かれています!
「好きな色はなんですか? 言えたら 1すすむ」
「好きな動物はなんですか? 言えたら 1すすむ」
「つま先立ちをする。 できたら 1すすむ」
「自分の誕生日を言う。 言えたら 1すすむ」
といった自己理解や運動に関することや
「○○くんが ラボで最近はまっている遊びは ボールプール? プラレール?」
といった ともだちクイズ
などなど😆
さらに、【自分より先にゴールをした人に「おめでとう」と言うと、3すすむ】というルールを設けました。
勝ち負けのみにこだわると、自分より先にゴールした人をうらやんだり、負けてしまった自分をさげすんだりしてしまいがちですが、実はそんな必要なんてないということ、そして、相手を称えることができればもっと素敵だということ🥰
そのような発言が自然発生的に生まれることが理想ですが、今はルールとして設け、練習を積みます😋
勝ち負けに固執せず、勝ち負け以外のところに楽しさを見出すという価値観は、すぐに身に付けることは難しいですが、この【全身すごろく】の後、こどもにある変化がありました。
すごろくのますにあった、【友だちがおもちゃをかしてくれたらお礼を言う。言えたら2すすむ】というますに止まったこどもが、そのときにとても上手に「ありがとう」を言うことができました。
そして、そのときに上手に言えて、ほめられたことが自信になったのか、それ以降「ありがとう」を言う場面が増えたのです(因果関係の証明はできませんが…笑)😋
遊びながら、他者と関わる力が伸びていく。それが集団のよさ😉
またみんなで遊ぼうね!✨✨