こどもラボのブログ

こんにちは、こどもラボ東雪谷のこずえです🎶

今日、10月6日は十五夜ですね🎑

空気が澄み、１年で月が一番きれいに見えるとされる中秋の名月🌕

ラボではお月見に因んだアート製作を幾度か行い、

お月見イベントでは、お月さまのようなホットケーキをおやつにつくりました🍽

ラボのお月見プロジェクトは、８月下旬から始まりました。

毎年恒例の、トレーシングペーパーを用いたお月さまとうさぎのアートに加え、

タペストリー風の飾りも作りました🐰🌙

こちらは半透明のトレーシングペーパーに、

お花紙をちぎって糊で貼り、うさぎの影を貼りつけていきます。

出来上がりはこちら🎶

向かい合ううさぎさんたちが、とても可愛らしい作品が完成しました🐰

お兄さんは乾いてから切り抜き、半月を作りました🌓

月が大好きで、色々な月を表にしたお友だちもいました。

月自身の形は変わらないのに、

新月から満月、そしてまた新月への満ち欠ける様はなんだか神秘的ですね。

それぞれの月に名前や意味づけをし、月に祈りを込めていた先人の思いが偲ばれます。

こちらはタペストリー風。

月とうさぎにススキ、そしてお団子をティッシュペーパーで作り飾りました。

うさぎが大好きなお姉さんは、お気に入りのぬいぐるみたちそっくりなうさちゃんを製作🐰💕

日本では「月の影がお餅をついているうさぎに見える」ことから月にはうさぎがいると言われてきました。

今昔物語集にもある、インドから伝わる「月とうさぎ伝説」によると、

お腹を空かせ倒れていたおじいさんをうさぎ、さる、キツネが助けようとするもうさぎだけはおじいさんにあげるものを見つけられず、自分自身を差し出したため、実は帝釈天という神であったそのおじいさんがうさぎを月の中に蘇らせた…　とも語られています。

またこちらは、クレーターが印象的なオリジナル作品です。

文学的な比喩でよく用いられる「銀色の月」がとても神秘的です🌝

欲しい材料や、手助けしてほしいことを伝えてくれながら、試行錯誤しできあがりました！

ほかにもお月見の塗り絵や間違い探しを楽しんだり、

ティッシュペーパーで実物大の、立体的なお団子も作りました🎑

限りある資源を大切にするため、ティッシュペーパーは外側のみ、中には梱包材のプチプチを再利用！

画用紙や折り紙で作ったススキや果物も添えて飾ります🍎

月に見立てたお団子は十五夜に因み15個、実りの感謝を月に届けるよう積み上げるとよいとされ、

稲穂に見立てたススキは月の神の依り代であり、豊作を祈るためのものだそうです🎑

たくさんのアート製作や装飾を施し、お部屋がお月見モードになったところで、お月見パーティーです🥳

白玉に芋餅にかぼちゃ団子に鈴カステラ…

色々な案がありましたが、その日のメンバーの食の好みを考え、

みんなが食べ慣れているものが、より安心して楽しく食べられる！

とのことで、今年はホットケーキ🍴

お月さまのようにまぁるく焼いて、

粉糖でうさぎや月をあしらいました🐇🌙

その日は中学生のお兄さんが

「みんなの分を焼いてあげるよ！」

と何枚も焼いてくれました🍳

そして、焼いてもらったものを嬉しそうに頬張るお友だちです😋

「ホットケーキ嫌い。でもチョコシロップをかけたら食べられる！」

お迎え時に保護者の方も驚きの新たな発見をしたお友だちもいました！

こちらは自分で焼きたい！

とはりきる低学年のお友だち。

念願の卵も割れてご満悦😆

こちらは内心ドキドキしても、挑戦は大きな成長への一歩！

牛乳を計ったり、生地を混ぜたりもとっても真剣でした。

焼き上がると、粉糖やチョコソースでデコレーションタイム💕

かけすぎー、虫歯になっちゃう、とついつい口を挟みたくなりながら、

どこまでは見守るべきか…と葛藤するスタッフの心子知らず…(笑)

嬉しそうに、こちらも真剣な面持ちでした🍫

今日は中秋の名月とともに、土星も見られるそうです。

関東は今日、そして満月となる明日も生憎の曇り空のようですが、

たとえ見えなくても、ラボにはこどもたちとつくったお月さまがあるので、ぜひ見にいらしてくださいね🎶

豊作を願う十五夜。

こどもたちにとって実り豊かな日々となりますように🎑